Japanese ( Ta )
-------------------------
【 ターミナル・ドグマ - TERMINAL DOGMA 】
 セントラルドグマから更に深々度にあり、人工進化研究所3号分室、ダミープラント、EVA廃棄場、MAIN L.C.L PLANTなどの重要施設が存在する。MAIN L.C.L PLANTの入り口には「ヘブンズ・ドア」と呼ばれる扉があり、その奥には磔にされた巨人「リリス」が幽閉されている。使徒が侵攻の目標としていたのは、恐らくここであると思われる。
【 第一宇宙速度 - First Cosmic speed 】
 宇宙速度とは地球から発進する宇宙飛行体が、引力に逆らって宇宙空間に脱出するに必要な速度のことで、地球の人工衛星となるに必要な速度は秒速7.9km。
【 第一回機体相互互換試験 】
 →機体相互互換試験
【 第1地震波分析室 】
 第八使徒・サンダルフォンの影を捉えた浅間山地震研究所の一分析室。
【 第一次遷都計画 】
 2001年、新型爆弾によって壊滅した旧東京に代わる暫定的な首都を設けるために日本国臨時政府が決議した遷都計画。それに伴い長野県松本市に「第2新東京市」が着工された。
【 第一次直上会戦 】
 →第3新東京市街戦
【 第一使徒 - 1th ANGEL 】
 →アダム, 光の巨人
【 第一支部 】
 →米国第一支部
【 第一種警戒態勢 】
 →警戒態勢
【 第一種戦闘配置 - CONDITION RED 】
 使徒襲来時に発令される、ネルフ内の最高警戒位。コンディション・レッド。
【 第壱中学校 】
 →第3新東京市立第壱中学校
【 第一脳神経外科 - 1st CRANIAL NERVES CENTER 】
 エヴァのパイロットが負傷、または汚染された時に入院するネルフ付属・中央病院の外科病棟。
【 第一発令所 - TACTICS COMMAND ROOM 01 】
 中央作戦司令室の中枢。戦艦のブリッジを思わせる構造を持ち、上から司令塔、総合分析所、右翼・左翼副発令所の4ブロックに大きく分かれる。第14使徒「ゼルエル」の侵攻を許し大破、破棄された。
【 第二芦ノ湖 - Ashinoko-2 】
 大涌谷自然研究路から冠ヶ岳、早雲山そして神山を掠めて広がっている湖。発生は2015年。第七使徒・イスラフェル殲滅の爆発で誕生した。
【 第二芦ノ湖慰霊碑 】
 第二芦ノ湖の畔にある。使徒殲滅に伴う爆発で亡くなった人々を供養する為に設けられた慰霊碑。
【 第2隔離施設 】
 →南極調査船
【 第2グループ - 2nd group 】
 戦自の侵攻を受け、応答が無くなったネルフの迎撃班。
【 第2次稼動延長試験 】
 EVAの内蔵電源に於ける活動時間の向上を目的とした実験ではないだろうか。
【 第二次ジオフロント攻防戦 】
 第十四使徒・ゼルエル戦の総称。零号機、及び弐号機の大破、本部施設の半壊、セントラルドグマの露呈など多大なる損害を被った。「第一次」は同じくセントラルドグマへの侵入を許した第十一使徒・イロウルを指すものか。
【 第二次遷都計画 】
 第一次遷都計画に続き、2005年に国会で承認された。神奈川県足柄下郡箱根町に「第3新東京市」を建設し、恒久的な首都とすることがその目的。
【 第二次直上会戦 】
 第四使徒・シャムシエルと初号機による第3新東京市街での戦闘を表す総称。
【 第二実験場 - The second experiment place 】
 ネルフ本部・セントラルドグマに存在するE計画試験場。シンジが上京する二週間ほど前に零号機の起動実験が行われ、同機が暴走。搭乗していたレイが負傷するという事故が起こった。
【 第二支部 】
 →米国第二支部
【 第二種警戒態勢 】
 →警戒態勢
【 第2新東京市 - Tokyo-2 】
 第一次遷都計画に伴い建設された、旧東京に代わる日本国の首都。長野県松本市。
【 第2新東京市立第三中学校 - Mumicipal Tokyo-2 Third Juniorhigh School 】
 第17使徒「タブリス」殲滅の18ヶ月前、シンジ・レイ・アスカ・カヲルの4人がその講堂でカルテット(四重奏)の「カノン」を演奏した場所。
【 第2東京大学 - 2nd University of Tokyo 】
 長野県第2新東京市にある、旧東京から移転した東京大学のことか。
【 第2の使徒 】
 詳細不明。その呼称から、第1使徒(2000年)出現から第3使徒(2015年)出現までの15年間に現れたものであると思われる。また、冬月が第3使徒「サキエル」を見て「15年ぶり」という発言をしている事から、第1使徒とほぼ同時か若しくはその年に現れたことが読み取れる。
【 第二発令所 - TACTICS COMMAND ROOM 02 】
 本部攻撃、及びテロ活動を想定して本部内に準備されている予備施設の一つ。
【 第三芦ノ湖 - Ashinoko-3 】
 第十使徒・サハクィエルの殲滅時に発生した。第3新東京市付近に位置すると思われるが、詳細は不明。
【 第3管区航空自衛隊 - The 3rd precinct Air Self Defense Force 】
 →総合警戒管制室
【 第3外科病棟 】
 ネルフ本部付属・中央病院内にある病棟。
【 第3基部 】
 第十四使徒・ゼルエルの光線が直撃したネルフ本部・本館の場所。これによって最終装甲板が融解しメインシャフトが露呈、同使徒のセントラルドグマ侵入を許した。
【 第3光学観測所 】
 成層圏より飛来する第十使徒・サハクィエルを最大望遠で捉えた、ネルフ運用のレーダーサイト。
【 第3執務室 】
 →首相官邸 第3執務室
【 第三使徒 - 3th ANGEL 】
 →サキエル
【 第三支部 】
 →独国第三支部
【 第3新東京環状第7号線 - annular No.7 line of Tokyo-3 】
 第3新東京市を環状に走っているリニア鉄道。桃源台を始め、仙石原、長尾峠などの郊外を中心とし、多くの住民の足となっている。停車駅は『新箱根湯本⇔塔ノ沢⇔大平台⇔宮ノ下⇔小涌谷⇔彫刻の森⇔強羅⇔仙石原⇔乙女峠⇔第三新東京⇔桃源台⇔元箱根⇔箱根町⇔畑宿』を循環しているものと推察される。
【 第3新東京国際空港 - Tokyo-3 International Airport 】
 旧小田原沖合いを埋め立てて建設された、SSTO発着可能な海上空港。第3新東京市から最も近い空の玄関口。
【 第3新東京市 - Tokyo-3 】
 第二次遷都計画に伴い建設された恒久的首都。しかし実際には使徒襲来を想定して建設された「使徒迎撃専用擬装要塞都市」であった。EVA射出口、電源供給、武器弾薬の補給、支援火器を内蔵したシステムビルが都市中央に林立し、周辺にも多くの迎撃施設が配備されている。有事には都市中央部の超高層ビル群(重要施設)を地下(ジオフロント天井部)に収納、戦闘形態へ移行することが可能。総工費は推定で50兆円。全7次建設。神奈川県足柄下郡箱根町。
【 第3新東京市街戦 】
 別名「第一次直上会戦」。市街地へ侵攻してきた第三使徒・サキエルと迎撃に当たった初号機による一連の戦闘を指す。E事件。ロボット事件。
【 第3新東京市ゼロ・エリア - ZERO AREA 】
 市内に於けるネルフ本部直上の区域。ゼロ・エリア。
【 第3新東京市地下F区第6番24号 】
 →6-24
【 第3新東京市立第壱中学校 - Municipal Tokyo-3 First Juniorhigh School 】
 綾波レイ、碇シンジ、惣流・アスカ・ラングレー、鈴原トウジ、相田ケンスケ、洞木ヒカリらが通う、山の中腹ほどにある市立中学校。エヴァンゲリオン操縦者選出に関する候補者が一手に保護されている。一学年にクラスは一つしかないらしい。制服(女子)はジャンパースカートタイプ。
【 第3層Bブロック 】
 同Fブロックとほぼ同時に戦自が侵攻、メインバイパスを挟撃し職員の退路を絶った。
【 第三中学校 】
 →第2新東京市立第三中学校
【 第3部隊 】
 松代第2実験場で爆発事故が発生した際に派遣された、戦術作戦部・作戦局の部隊か。
【 第4隔離施設 】
 ネルフ本部内にある軟禁用の施設。冬月副司令が拉致された際、首謀者と目された加持との過去から嫌疑を掛けられたミサトが事件解決までの間、保安諜報部によってここに隔離された。
【 第4観測所 】
 神山と第二芦ノ湖の間に位置。ネルフ運用の無人光学観測施設と思われる。
【 第4次選抜候補者 】
 フォース・チルドレン選出に備え、第3新東京市立第壱中学校2年A組に集められている少年・少女のこと。
【 第四使徒 - 4th ANGEL 】
 →シャムシエル
【 第4特機格納庫 】
 戦略自衛隊・つくば技術研究本部内にある自走陽電子砲が格納されていたハンガー。
【 第4防壁 - 4th barrier 】
 マギの防御システムの一つ。世界各所に点在する五つのマギタイプからのハッキングによって突破された。メインモニターに映し出された防壁の仮想映像から、副右第5防壁Q-5〜Q-7、予備第4.5防壁S-025〜S-028、副左第4防壁P-5〜P-7、中央第4防壁N-4〜N7、副右第4防壁N-5〜N-7、予備3.5防壁S-15〜S-17、副左第3防壁M-5、中央第3防壁L-4〜L-6などの構造が確認出来る。
【 第五使徒 - 5th ANGEL 】
 →ラミエル
【 第6サーチ衛星 - OBSERVATION SAT.6 】
 インド洋上空に出現した第十使徒・サハクィエルを捕捉、ネルフ本部に映像を送信した索敵衛星。
【 第六使徒 - 6th ANGEL 】
 →ガギエル
【 第6ネット 】
 AM6:00になると同時にダウン、音信不通となったネルフ本部の外部情報用回線。
【 第6パイプ - 6th ULTRAPURE WATER TUBE 】
 シグマユニットD-18に存在する循環パイプ。プリブノーボックス内に純水を送り込む為の設備か。
【 第六マルボルジェ 】
 →マルボルジェ
【 第7ケイジ - Cage No.7 】
 エヴァ初号機が格納されることの多い場所。エヴァ頭部上方のやや後ろにはケイジ管制室があり、16のモニタ(右6・左10)と3つのコンソール、非常用シューターなどが設けられている。
【 第7索敵衛星 】
 第十使徒・サハクィエルへのN2航空爆雷攻撃の様子を捉えたサーチ衛星。
【 第7次建設 】
 第3新東京市の最終建設工程。使徒襲来の影響で工期が大幅に遅れていたらしい。
【 第7次最終接続 】
 ヤシマ作戦時に全国から集めた電力をポジトロンライフルへと集約させた際にアナウンスされた言葉。
【 第7実験場 - 7th experiment place 】
 主にシンクロ率テストに用いられるテストプラグが設置された実験場。管制室と赤い冷却液が張られた三基のプラグがあるブロックに分かれる。
【 第七使徒 - 7th ANGEL 】
 →イスラフェル
【 第7世代の有機コンピューター 】
 →生体コンピューター
【 第8格納庫 - 8th hangar 】
 ヤシマ作戦時に使用されたEVA専用耐熱光波盾が格納されていたネルフ本部内の施設。
【 第八管区 - Eighth precinct 】
 冬月副司令が何者かによって拉致されたネルフ本部内の区画。西の第八管区。
【 第8区第6シェルター 】
 第二次ジオフロント攻防戦でゼルエルに切断された弐号機の頭部が直撃した地下避難施設。
【 第八使徒 - 8th ANGEL 】
 →サンダルフォン
【 第九使徒 - 9th ANGEL 】
 →マトリエル
【 第十使徒 - 10th ANGEL 】
 →サハクィエル
【 第十一使徒 - 11th ANGEL 】
 →イロウル
【 第十二使徒 - 12th ANGEL 】
 →レリエル
【 第十三使徒 - 13th ANGEL 】
 →バルディエル
【 第十四使徒 - 14th ANGEL 】
 →ゼルエル
【 第十五使徒 - 15th ANGEL 】
 →アラエル
【 第十六使徒 - 16th ANGEL 】
 →アルミサエル
【 第17次中間報告 】
 国際連合最高幹部会に示された人類補完計画・2015年度業務計画(総括篇)。
【 第十七使徒 - 17th ANGEL 】
 →タブリス
【 第十八使徒 - 18th ANGEL 】
 →ヒト
【 第22警戒群旧御前崎S.S. 】
 第九使徒・マトリエル上陸を捉えた府中総括総隊・中部警戒管制司令部のレーダーサイト。
【 第25誘導兵器システムビル(甲・H型) 】
 第3新東京市・西4-75-1-90に位置する地上8階、地下2階建てのEVA支援用システムビル。敷地面積192.68平方メートル、建築面積107.41平方メートル、延べ面積261.05立方メートルの外鉄骨剛構造で、建築主は同市・施設課建設第1班、設計者は同市・技術研究本部。その用途・施工者は秘匿(条例342、及び特例3)となっている。着工予定は2014年11月、完了予定は2015年8月。
【 第28放置区域 - Leave Area No.28 】
 旧東京再開発臨海部内の放置区域。国立第3試験場が設営されており、ジェット・アローンの完成披露記念会が開かれた。旧東京都心。
【 第87回機体連動試験 】
 →機体連動試験
【 第87経路 】
 戦自の侵攻を受けた際にアナウンスされた非戦闘員の退避ルート。
【 第87タンパク壁 - 87th protein wall 】
 事故の3日前に搬入された、シグマユニットD-17に存在するパーツ。第十一使徒・イロウルの侵入によって劣化・発熱を来たした。
【 第127次定期検診 - 127th periodic medical examination 】
 →定期検診
【 第666プロテクト - Protect No.666 】
 →Bダナン型防壁
【 第703 】
 戦自の侵攻を遅らせる為にベークライトの注入を開始したポイント。
【 台ヶ岳 - Daigatake 】
 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原の南に位置する、標高1044mの中央火口丘。ネルフ本部直通のトンネルが存在する。
【 待機用詰所 】
 ケイジ傍に設けられているパイロット専用の待機部屋。滅多に使われることはないらしい。
【 対空迎撃戦 】
 空中より侵攻する目標を迎え撃つこと。
【 大出力ポジトロンライフル(改) - Improvement Positron Rifle 】
 ヤシマ作戦にて使用された「自走陽電子砲」を改良したもの。エネルギー供給システムの大幅改良が見られる。衛星軌道上の第15使徒「アラエル」の狙撃に投入されたが、陽電子の大気通過による拡散や異常に長い射程距離のため有効に機能せず、目標のA.T.フィールドによって弾かれ、無効に終わった。
【 大深度地下施設 】
 セントラルドグマ、及びターミナルドグマを指す言葉。
【 大深度地下施設中央部 】
 セントラルドグマ、若しくはメインシャフト付近のことか。
【 対人要撃システム 】
 侵入者要撃用の防衛システムを指す。
【 大隊 - battalion 】
 部隊編成の単位。中佐程度の佐官が指揮を執る。
【 タイタス・アンドロニカス - Titus Andronicus 】
 国連海軍・太平洋艦隊所属の艦船名。
【 対地迎撃戦 】
 地上より侵攻する目標を空中戦力を用いて迎撃すること。
【 耐熱光波盾 - Heat-resistantlight wave shield 】
 ヤシマ作戦に於いて、目標の加粒子砲からEVAを守る為に「SSTO(Space Shuttle Transport Orbiter)」の機体底部から作成された。表面に超電磁コーティングが施されている為、計算上では加粒子砲の直撃にも約17秒間耐えられる。
【 耐熱耐圧耐核防護服 】
 →D型装備
【 耐熱バチスカーフ - Heat resistance Bathyscaphe 】
 →ゲルマディック3
【 太平洋艦隊 - Pacific Fleet 】
 国連海軍所属の2015年現在に於ける世界最大の艦隊。艦隊司令官、並びに副官はアメリカ人。東西陣営の艦艇や航空機が入り混じった混成艦隊で、米国が指揮権を有する。EVA弐号機輸送中に発生した旧伊東沖遭遇戦にて、その全艦艇の3分の1を失った。
【 タイムスケジュール - Time schedule 】
 時間軸に乗っ取った計画予定(表)の意。ゲンドウは委員会の席上で「タイムスケジュールは死海文書の記述通りに進んでいる」と答えた。
【 高橋覗 - Nozoku Takahashi 】
 第3新東京市議選に出馬した一候補者。
【 鷹巣山 - Mt.Takanosu 】
 第3使徒「サキエル」殲滅の為、国連軍が使用したN2地雷の起爆地点。標高834m。
【 タブリス - Tabris (17th ANGEL) 】
 渚カヲル、その正体はヒトの形をした17番目の使徒であった。EVA弐号機を誘導し、セントラルドグマへの侵入を容易に果たす。その後、ターミナルドグマへも侵入。「ヘブンズ・ドア」を潜り「リリス」と接触したが、追撃の任に当たっていた初号機により扼殺された。「自由な意思を司る天使、タブリス」に由来するものと思われる。
【 ダミーシステム - DUMMY SYSTEM 】
 パイロットを起動キーとして認識した後、思考・行動パターンをそれまでの戦闘や実験から収集したデータを基に作成された擬似人格。または、パイロットの思考パターンを擬似的に模倣し、EVAにパイロットがいると誤認させ起動させるシステムの意。操縦者に替わってEVAをコントロールするが、外部からの遠隔操作も可能。
【 ダミープラグ - DUMMY PLUG 】
 ダミーシステムを用いたエントリープラグ。EVAシリーズの起動キーとなるパイロットのパーソナル・データを複製し、同サイズのエントリープラグに封入してある。通常のものと区別するためか、塗装は赤をベーシックにしている。
【 ダミープラント - DUMMY PLANT 】
 ターミナルドグマ内に存在し、ダミーシステム用の思考パターンをコピーする場所と思われる。
【 多用途万能電子レンジ 】
 葛城家の大型冷蔵庫上に置いてある家庭用電子レンジ。
【 探査システム 】
 →システム・ビル
【 探査針 】
 ダミープラグとEVAの神経接続をモニタするためのプロープシステム。通常のエントリープラグにも同様のシステムがある。プラグ先端からEVA本体のコアに針を挿入するものと思われる。
【 単体 】
 ひとつの個体で完結した生命体の事で、複数固体によって形成される生命体(群体)と区別して使われる。
【 弾幕 - Barrage 】
 多数の弾丸を一斉に発射し、弾丸の幕を張ったようにすること。敵の攻撃を防ぐ一方、相手の位置・動きを見失うことにも繋がる。

Japanese ( Chi )
-------------------------
【 知恵の実 - Puzzle Nut 】
 旧約聖書「創世記」によれば、エデンの園の中央には命の木と並び、善悪を知る木があったという。ヒトは神の命に背き、この実を口にした為に楽園を追放された。
【 茅ヶ崎 - Chigasaki 】
 神奈川県中南部、相模湾に面する。第七使徒・イスラフェル迎撃に失敗したネルフから指揮権を譲渡された、国連第二方面軍が目標の足止めの際に使用したN2爆雷の投下地点。旧茅ヶ崎付近。
【 地下第2実験場 】
 ゲヒルン本部・ターミナルドグマ内にある実験施設。EVAの接触実験が行われユイが消失した場所。ネルフへと組織が移行した後はEVA廃棄場として多数の試作品が整然と並べられている。
【 地下第3隔壁 】
 セントラルドグマ第一層と第二層の間にある隔離用防壁。
【 地下無人ケイジ 】
 松代第2実験場地下にあるEVA3号機起動実験に使用されたケイジ。
【 地上射出用リフト・ビル 】
 →リフト・ビル
【 地対空迎撃システム 】
 第3新東京市に於ける地上の対空戦力を表す言葉。兵装ビル群や武装ロープウェイなどがこれに当たる。第四使徒・シャムシエル襲来時点での稼働率は48.2%と低いものだった。
【 地対地戦 】
 地上より侵攻してくる目標を同じ地上戦力で迎え撃つこと。
【 地底湖 】
 ジオフロント・ネルフ本部傍に広がる湖。芦ノ湖の湖水を水路で引っ張って来ているものか。ケイジ、地下実験室などと繋がっており、地底湖内にエヴァやプラグを射出することが可能。平時にはフリゲート艦が警戒の任に当たっている。
【 智天使 - Cherubim 】
 天使階級、上級三隊の中堅。4枚の羽と4つの顔、4つの腕を持ち、光り輝く足元には車輪を有す。炎の剣を持ち、エデンの園の東門を守護し、人間の侵入を阻止する者。語源は「仲裁者」と「知識」らしい。
【 千歳ミユキ - Miyuki Chitose 】
 第3新東京市立第壱中学校・養護教諭。第二東京大学医学部を卒業後、医師免許を取得。第3東京市内の総合病院に勤務していたが、現在は第壱中学の保健室を預かっている。大学時代、リツコと同じクラスにいたこともあるらしい。北海道出身、血液型はA型。"千歳"は旧日本海軍の空母から。名の"ミ"はミサト、"ユキ"は由貴から。
【 地表堆積層 】
 ジオフロント上層、及び第3新東京市地表面を指す。9体のエヴァ量産機がS2機関を解放、アンチA.T.フィールドを展開した際の衝撃波がこれを融解。その第2波がネルフ本部周辺を掘削し、褐色のジオフロント外郭部を露呈させた。
【 中央作戦司令室 - TACTICS COMMAND ROOM 】
 ネルフに於ける作戦遂行時の中枢。大きく分けて司令塔(発令所、及び司令席)、総合分析所(第一から第三分析所)、左翼・右翼副発令所の4ブロックに分けられる。前方には主スクリーン、及び第一から第三までの投影スクリーンが配置されている。第一発令所と予備の第二発令所が存在し、その姿は軍用艦の艦橋(ブリッジ)を思わせる。
【 中央作戦司令部 - Central strategy headquarters 】
 ネルフ本部内部部局。各セクションへの指示、関係各省との連絡など通信業務を一手に請け負う。
【 中央大垂直溝 】
 →メイン・シャフト
【 中央統括指揮車 】
 松代にて行われたエヴァ3号機起動実験の地上・総合制御地点に停車していた14式大型移動指揮車。
【 中央病院 - Central hospital of Nerv 】
 ネルフ本部付属。ジオフロント内の地上部にあり、ケイジの近くにはパイロット専用の緊急処置室(ER)がある。
【 中央ブロック - Central block 】
 別名「新市街地」。第3新東京市内で地下・ジオフロント天井部に収納可能な重要施設群のあるエリアを指す。
【 中心の樹 】
 →生命の樹
【 中枢神経系 - Central Nervous System 】
 中枢神経系は頭蓋腔と脊柱管のなかにある「脳」と「脊髄」から構成される。機能的役割は末梢神経系から受容器からの情報を得、その処理・加工を担い、末梢神経系を通じて効果器に生体内外の刺激に適応するように効果器を働かす情報を伝えることであり、この過程のなかに高次精神過程が内在する。
【 中枢神経素子 - Central Nervous System Element 】
 EVAの中枢神経系に埋め込まれている、インターフェイス素子。パイロットからの命令信号を受信し、各神経に伝達させる。
【 中部警戒管制司令部 】
 第8使徒「マトリエル」の進路予想図を作成した、国連軍の警戒管制部。
【 中部前方第2投影スクリーン 】
 →投影スクリーン
【 重要施設群 】
 第3新東京市内で収容可能な中央ブロックの意。
【 長距離輸送機 - Long-range transport aircraft 】
 EVAの長距離輸送のため開発された専用全翼機。モデルはデスクプランで終わった、米国の全翼爆撃機「YB49」。離陸時には大型ロケット・ブースター(固体ロケット4つが2基)を使用し、短距離滑走を行なう(ブースターは離陸直後に切り離される)。機体中央下部にEVAをロックボルトで固定、目的地上空で後方へスライドさせ、ドッキング・アウト(投下)する。機首にはレーダー・ドームが装備され、機体の翼長は200mを越える。搭乗定員は操縦者を含め10名。
【 超電磁コーティング 】
 →耐熱光波盾
【 徴発 】
 第三者の所有するものを強制的に取り立てること。特に軍需物資などを人民から駆り集めることを表す。
【 超法規的措置 - Measures beyond the law 】
 法規を超えた特別措置のことで、これによりネルフは日本政府から法的に保護されている。
【 諜報部 】
 →保安諜報部
【 直接ハーモニクス・テスト 】
 シグマユニット・プリブノーボックスにて実施された、プラグスーツなどを介さずに被験者の肉体から直接ハーモニクスを測定する目的で行われた試験。パイロットは模擬体に全裸で搭乗し、プラグ内で腕を動かすイメージを描くなどの作業を行った。
【 チルドレン - Children 】
 人類補完委員会直属の諮問機関である「マルドゥック機関」が選出した、EVAに搭乗することが可能な人間(子供)。選出された順に従いファースト、セカンド、サード、フォース、フィフスと呼称される。適格者たちが"チルドレン"と複数形で呼ばれる理由は不明。仕組まれた子供。

Japanese ( Tsu )
-------------------------
【 ツイスター 】
 →ユニゾン
【 通過儀礼 - Rite of Passage 】
 人が社会内での身分の変化や新しい役割の獲得をするに当たって行われる儀礼(誕生、成人、結婚、死亡など)の意。個人の社会的変化を周囲に喧伝する事と、それに伴う平安を祈願する意味を持つ。
【 通常兵器 - Conventional Weapons 】
 使徒に対し効果を得られない、EVA若しくはN2兵器以外の兵器のこと。
【 つくば技術研究本部 】
 戦略自衛隊付属の研究施設。「試作自走陽電子砲」を開発していた。戦自研。

Japanese ( Te )
-------------------------
【 定期検診 - Periodic medical examination 】
 技術局一課によって行われるマギ・システムの総点検作業。診察のペースは不明。
【 偵察・情報収集用無人ヘリコプター 】
 →VI-223
【 停止信号プラグ - Stop signal Plug 】
 EVAを完全に停止させる為、エントリープラグ挿入部に挿入する十字架状のプラグ。
【 ディラック - Dirac 】
 イギリスの物理学者。ポール=エードリアン=モーリス=ディラック(Paul Adrien Maurice Dirac)。量子力学と相対性理論とを統合した新しい理論を打ち立てた。
【 ディラックの海 - Sea of the Dirac 】
 マイナス・エネルギーの電子が充満している状態を指す。虚数空間の俗称。第12使徒「レリエル」を構成する概念。
【 定例評議会 - Regular council 】
 第3新東京市議会主催。普段はゲンドウも出席するらしいが、冬月が代理で出ることもある。同市の市政は事実上"マギ"が執り行っている為、議会自体は形式的なもののようだ。
【 テーゼ - These 】
 独語で定立、提議、提案の意。活動の根本的な方針を示す要領。
【 データセンター - Data center 】
 ネルフ本部B-09ブロックの総合案内板に表示。資料室か。
【 デザートイーグル - Dessert eagle 】
 IMI(Israel military industry)が開発した大口径自動拳銃。口径は「.357マグナム」「.41/44マグナム」「.50AE(Action Expressの略)」の3種。「.357」より「.50AE」の方が300g程重い。第拾六話で初号機が装備していたハンドガンに酷似している。
【 手錠 - Handcuffs 】
 対象の両手首を円状の金属で繋ぎ、手の自由を奪う最もシンプルな拘束具。ネルフで使用されているものは三重構造で鎖がない。
【 テストタイプ - TEST TYPE 】
 試験型の意。エヴァンゲリオン初号機。
【 テストプラグ - TEST PLUG 】
 EVAパイロットのハーモニクス、及びシンクロ率のデータ収集・訓練に使用されている。内部、外部ともエントリープラグほぼ同じように造られ(外装はオレンジ色)、ネルフ本部内の第7実験場に配備されている。因みにこのテストプラグはEVAがケイジに収容されている時と同じ色をした赤い液体(冷却液)に浸かっている。
【 デストルドー 】
 ウェイス(E.Weiss)が提唱した自己破壊衝動的エネルギーで、リビドーの対義語的な意味を持つ。
【 電源ソケット - Outlet socket 】
 EVA専用外部電源用接続器具(三極電源仕様)。通常EVAが活動を行なう時はこの器具を背中に装着。外部から活動電力を補充する。非常時には爆砕ボルト(2基)に点火する事で本体から爆離する事が可能となり、地面に落下する際には補助ブースターでその衝撃を緩衝する。
【 電源ソケット・トレーラー - Socket Trailer 】
 第3新東京市外での作戦行動を想定して開発された特科車両。トレーラー本体部分にEVA専用電源ソケットを装備。アンビリカル・ケーブルを電源車へ接続し、稼動に必要な電力をEVA本体に供給する。EVAに於ける最大の弱点は、稼動に必要なエネルギーの供給方法にある。電力エネルギーを有線で供給するため、本部防衛以外の作戦行動を執る際には電源ソケット・トレーラー、外装電池パックなどの補助電源に頼る以外に現状は無い。
【 電算室 】
 →77電算室
【 電磁膜発生器 】
 →使徒キャッチャー
【 天井都市 - Ceiling City 】
 第3新東京市が戦闘形態に移行する時、重要施設(中央ブロック・十字状の9区画)は地下に収納される。その様子をジオフロントから見るとシャンデリアの様な光景なのでこう呼ばれる。
【 電波観測所 】
 →富士電波観測所
【 テンペスト - Tempest 】
 国連海軍・太平洋艦隊所属の艦船名。
【 電離層 - The ionosphere 】
 中間圏の外側で地上約80kmより上方にあり、電波を反射する電子密度の高い層。下層から順にD層・E層・F層となっている。

Japanese ( To )
-------------------------
【 ドイツ語 - German 】
 インド‐ヨーロッパ語族ゲルマン語派西ゲルマン語群に属する言語。ドイツ、オーストリアの他、スイス、ルクセンブルク、ベルギーなどの一部で話される。南部の高地ドイツ語と北部の低地ドイツ語とに二分され、現在の標準ドイツ語は前者から出ている。かなり複雑な語形変化を持つこと、複合語が豊富なことなどが特徴。学術用語など、日本語に入った語も多い。アスカの基本言語で、来日前まではEVAの操縦もドイツ語で行っていた。因みにEVAの起動命令をドイツ語で行なうと「L.C.L Fuiiung.Angang der Bewegurg.Angang des Nerven.anschlusses.Ausuloses von links-kleigung Sinklo-Start」となる。
【 投影スクリーン - Projection screen 】
 ネルフ本部・中央作戦司令室前方に位置するライトスクリーン。上部前方第1投影スクリーン(黄色)には座標軸、中部前方第2投影スクリーン(オレンジ)には地形図、下部前方第3投影スクリーン(緑)には高低差が映し出されている。その先には主スクリーン(メインモニター)、左右には平時に空が映し出されてる右・左側スクリーン、司令室後部には同様に空が映し出されている小型スクリーンが左右に二つずつ、計四つが設置されている。
【 東京グルメ 】
 第拾弐話でミサトに作戦が成功したらステーキをおごると言われたアスカが鞄から取り出した雑誌。
【 凍結 】
 事物の移動や使用を一時的に禁止すること。S2機関を自ら取り込んだエヴァ初号機にも適用された。
【 統合幕僚会議 - the Joint Staff Council 】
 略称「統幕会議」。防衛庁設置法第27条によって設けられており、陸海空の幕僚長と専任の議長からなる。議長は会議の会務を総理し、会議の議事・運営に関しては防衛庁長官が定める。総理大臣が必要と認めたとき、統幕議長は安全保障会議に出席し意見を述べることが出来る。
【 搭載実験 】
 →米国第二支部
【 トウジ - Touji 】
 →鈴原トウジ
【 搭乗用昇降機 - The elevator for boarding 】
 野外でパイロットがエヴァに乗り込む際に使用される。
【 投擲 - Throw 】
 投げ打つ、投げるの意。衛星軌道上から動かない第十五使徒・アラエルを殲滅する為、碇司令の命を受けた零号機がロンギヌスの槍を目標に向かって投擲、これを殲滅した。
【 塔ノ沢 - Tonosawa 】
 大平台と箱根湯本の間に位置する。標高165m。第十六使徒・アルミサエルが定点回転を行っていた場所。
【 時田シロウ - Shirou Tokita 】
 ジェット・アローンの開発責任者。J.A.完成披露記念会では来賓として出席したミサトやリツコに皮肉をかました。肩書きは社長。根っからの技術屋タイプらしい。
【 独12式自走臼砲 - Self-propelled Mortar of Germany 】
 第二次世界大戦で使用された独軍列車砲カールの様なフォルムを持つ、国連軍所属のレーザー列車砲。第5使徒「ラミエル」の攻撃特性を掴む為、長距離から攻撃を加えたが加粒子砲の反撃を受け、牽引用「DD16型ディーゼル機関車」と共に消滅した。
【 独国第三支部 - Third Branch Office, Federal Republic of Germany 】
 ネルフ海外支部の中で最も重要な位置づけとみなされる。EVA弐号機の組み立てと起動実験や、使徒からサンプリングしたS2機関の復元を行っていた。ミサトがゲヒルンに入所した際、最初に配属された支部でもある。
【 特殊監査部 - Special audit part 】
 ネルフ本部内部部局。総司令直属の工作セクションと思われる。加持リョウジが所属する。
【 特殊装甲板 - Special armor plate 】
 第3新東京市地下とジオフロント表面部の間に整備されている全22層の強化シールド。
【 特殊ベークライト - Special Bakelite 】
 別名「硬化ベークライト」。熱硬化性樹脂の一種で超速乾性のコンクリートの様な性質を持つ。胎児状アダムの輸送やEVAの活動を物理的に拘束する際に使用された。
【 読唇術 - Lip Reading 】
 聾者の対話法の一つで、相手の唇の動きを見て言葉を理解する方法。盲聾重複障害者の場合は、相手の唇に指をあてて、触覚によって発語を理解する。
【 独善 】
 客観性に乏しく自分だけが正しいと考えること。独りよがり。独善的。
【 特別召集会議 】
 ネルフ本部への第十一使徒・イロウルの侵入疑惑を受け、これまでの使徒戦を総評すると共に開かれた人類補完委員会の召集会。
【 特別宣言D-17 】
 →D-17
【 特別非常事態宣言 - Special state of Emergency declaration 】
 使徒襲来に際して政府から発令される緊急避難勧告。主にその侵攻経路である関東・中部全域が対象となる。
【 特別列車 - Special train 】
 →C-22特別列車
【 特務機関ネルフ - United Nations Nerv 】
 2010年、人類補完委員会・調査機関「ゲヒルン」から全面移行の形で発足した、国際連合直属の超法規的国際武装集団。正体不明の物体である使徒の調査・研究・殲滅、及び予想されるサードインパクトの防止をその目的としている。因みに「Nerv」とは独語で「神経」の意。
【 特例582 - Special Case 582 】
 MAGIが本部の自律自爆を決議した際に発動された。詳細は不明。
【 特例A-801 - Special Case A-801 】
 →A-801
【 特科大隊 】
 各種の火力兵器を扱い、歩兵に対して火力支援を与えることが主な任務。大隊は中佐程度の仕官が指揮を執る連隊と中隊の間。戦略自衛隊・特科大隊はネルフ本部直接占拠の際、強羅防衛線より侵攻を開始した。
【 ドッキング・アウト - Docking out 】
 長距離輸送機に格納されているエヴァを飛行中に切り離すこと。
【 トライデント型陸上軽巡洋艦 】
 在日国連軍が極秘裏に開発していたエヴァを模した対使徒戦用陸水戦兵器。6つのジェットでホバリングを行い、水中巡航形態に移行しての水中作戦行動が可能。地上での航行速度はエヴァの比ではない。中央船体と脚部の二段構造になっており、胴体機首にはフルカバードガン、及びスニッファブームを装備している。動力は熱核型原子炉らしい。パイロットは14歳の少年兵。震電と雷電の二機が存在する。
【 トラウマ - Trauma 】
 →外傷体験
【 トランジスタシス 】
 変化しようとする力を指す。ホメオスタシスの対を成す。